麗しのセルリ ~大阪ガスビル食堂~

昨年秋に大阪『MJB』閉店に駆け付けた日帰り大阪旅の続きです(今頃)。

ここも前から訪れたいと思っていた、大阪ガスビル食堂

「食堂」って言っちゃうとこがいいですよね、立派にレストランなのに。

さて、前から気にはなっていたレストランではあったけど、あまり予備知識もなく、前日慌てて下調べ。
すると、伝説のメニュー…いや、「伝統の」と言った方がよいかな?
先ず最初にセロリを1本供される…とかいう記事が目に飛び込んだ。
セロリ好きの私には、なんだかウットリする伝統だ。

…ということで、セロリ。
ガスビル食堂 ⑪
コースだと最初に出て来るのかな?
けど私は単品で頼みたいメニューがあったので、セロリもメニューから探し出し…
あったあった、「ハートセロリ」って言うらしい。ネーミングもたまらん。

セロリをナイフとフォークでブラックペッパーを沢山ぶっかけて食す(ワイン必須)。
ガスビル食堂 ⑫
嬉しいことにマッチもゲット(抜かりなし)

お目当てのメニューは、名物メニューの「ムーサカ」
ガスビル食堂 ⑬

美しい!具がたっぷり!そしてもちろん美味しい!美味し過ぎる!

ムーサカは、ギリシャの家庭料理に由来するそうで、
三代目料理長が本場の羊肉を牛肉に代え、
創業当時からの伝統のドミグラスソースとマッシュポテトでアレンジしたメニュー。

ガスビル食堂 ⑮

最近、歳のせいか出先で洋食やエスニックを食べるとテキメンおなかがゴロピーになり、
その後あちこち回れなくなってしまうので、特に旅先ではランチは控えめにするよう心掛けているのですが、
(だってその後喫茶店も数軒行きたいし、帰り際にどっかで飲みたいのでランチでお腹ピーになるわけにはいかないのですよ)
このムーサカをひと口頂いた瞬間、「もうこの旅、ここで終わってもいい!」と思ったほど。
もう一度このムーサカのためにオーサカに来たい!来るぞ!と心に誓ったのでした。

ガスビル食堂 ⑥

パンフレットも楽しいので、行かれた時はお忘れなく頂いて下さい。
ガスビル食堂 ⑦

昭和八年、御堂筋に面して建てられた『瓦斯ビルディング』(当時の名前)。
『ガスビル食堂』もビルの竣工とともに開業したので、今年で創業85年。
当時は周りに高いビルが林立している今のような状態ではなかったので、
窓から大阪城や生駒山などの展望が楽しめ、賑わったそうです。

名物メニューの生セロリは、開業当時の大阪ガス会長片岡直方が、
「本物の西洋料理にセルリー(セロリ)は欠かせない」と、種子をカリフォルニアから取り寄せ、
自ら栽培してメニューにしたとのことです。

↑などなど、楽しいエピソードや昔の写真が盛りだくさんのパンフレットです。

ガスビル食堂 ⑱
スズランのロゴが食器やマッチ、爪楊枝の袋などあちこちに施されていますが、
スズランの花がガス灯のホヤの姿形に似ていることから、大阪ガスの意匠として使われているそうです。

ガスビル食堂 ⑰

ガスビル食堂 ⑩

ガスビル食堂 ⑳
(昭和八年竣工、設計・安井武雄、登録有形文化財)


 大阪ガスビル食堂
   www.osakagas.co.jp/gasbuil/





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青児の窓

長野行きのもうひとつの目的は、ここでした。

ホテル犀北館
長野青児 ①

善光寺へ向かう参道の中程をちょっと外れた所に立つ小奇麗なホテル。

ここに何があるかと言うと…。
このステンドグラス。
長野青児 ②

ホテル一階の 『Bar SEIJI』のカウンター横に有る、東郷青児のステンドグラスです。
長野青児 ⑤

昭和四年、親友の画家中川紀元の誘いで訪れた青児が原画を描いたものだという。
当時の青児は三十二歳。
ちょうど失恋に打ちひしがれていた時だったとか。

長野青児 ⑥

右下に「青児」のサインが。
長野青児 ⑧

こちらは青児をここに連れて行った中川紀元氏によるステンドグラス。
長野青児 ⑨
信州の山並みのようです。
そして、右の小窓にうめぴょんが!

実は、このステンドグラスは以前の長野行きの時から知っていたのですが、
バーにあるということから、宿泊していないと見に行けないという先入観があり、諦めていました。
しかし、調べてみるとバーの開店は1700~。
帰り際に一杯飲んでステンドグラスを拝見してタクシーで長野駅に向かえばいいじゃないの?
ということで、今回の日帰り旅で行くことにしたのです。

そして更に直前の出発前日、バーの隣のレストランはランチもやっていることを知る。
窓はそのレストランとの間にあるとか。
もしかして、ランチ食べに行けば見られるんじゃない?
ということで、レストランへ。

レストランはバーの奥で、広いサンルームのようなスペースで緑もたっぷり。
長野青児 ⑩
時々にゃんこが庭を歩いてたりして、なごむ~。

しかも、料理も最高です!
長野青児 ⑪
これは(たしか)ミニハンバーグシチュー。
香ばしいデミグラソースのクオリティ高し。この味大好きだ。
せっかくだから、長野のりんごジュースを追加しました。

バーは開店前だったけど、写真撮らせてもらいに入って、灰皿を発見!
長野青児 ⑫
もしや、このイラストのマッチも?と思ったけど、残念ながらマッチはもう作っていないとのこと。
マッチはともかく、この灰皿とか青児グッズも売ればいいのに!と、
ホテルの方に力説してきました(笑)
いや、やっぱりマッチも作って欲しいなぁ…。

次回の善光寺行きを計画中のあなた、是非こちらもコースにご検討下さい。

長野青児 ⑬
近所の教会にて。


 犀北館  http://www.saihokukan.com/





鯉にひかれて善光寺 (後編)

この長野旅の目的のひとつは、ここでした。

藤田九衛門商店

鯉焼き ①

善光寺参道の裏通り。
裏道横道が好きな私ですが、ここは自分ではみつけられなかっただろうなー。
実は今年の春のシードルさんのブログ記事で知ってから、
行きたい!喰らいたい!…の欲求が日増しに膨らみ、
例によって、大人が四日間乗り放題のJR東日本のアレで旅立ったわけです。

鯉焼き ②
『垂水』という、鯛焼きならぬ、「鯉焼き」。

日差しが強くて、綺麗に撮れません(言い訳)。
鯉焼き ③

シードルさんのブログで見て、先ずこのパッケージに目が釘付けでした。
鯉焼き ④
仏師さんが描いたものだそうです(シーさまの受け売り←)

あれあれ?暖簾が?
鯉焼き ⑤

そうなんです…実は店じまいしておりました(泣
鯉焼き ⑥

このように暖簾が中にしまい込まれていたのですが、「閉店」とは書いておらず、
ダメもとで扉を引いてみると、中から店主さんが出ていらして、もう店じまいしたとのこと。
なんと、ここ、朝の六時半から開店していて、売り切り次第終了なのだそうです。
善光寺参道からスタートし、喫茶店に入ったりランチしたり山門に登ったり、
ふらふらしながら到着したので、既に三時過ぎておりました。
(ちゃんと調べて行かなかった私がバカ)

しかーし!
「五つだけなら残っていますけど…」との店主さんのお言葉!
中身はなんでもいいんです!これを食べに長野に来たんですから!とお買い上げ。
鯉焼き ⑦


店内の写真を撮ってもいいですか?と聞くと、
「ブログやってるんですか?」と…
(やっていますと言える状態ではないのですが)「はい。写真載せてもいいですか?」と聞いたところ、
「どうぞどうぞ」と快諾頂きました。
(なのに、こんなに遅くなってしまいすいません…)

鯉焼き ⑧

鯉焼き ⑨

他のお土産コーナーもセンスが有って個性的で楽しい!
鯉焼き ⑩

歳月を重ねて、良い色に仕上がった壁や天井。
鯉焼き ⑪

鯉焼き ⑫

奥から奥様が赤ちゃんを抱いて出てらして、しばし三人でお話を。
今日は↑神棚にお祀りしている湯福神社にお参りしてらしたそうです。
「今、茅の輪くぐりをやってたから是非」と勧められました(そうか、茅の輪の季節だったか…)
鯉焼き ⑬

今度は、お茶が飲める時間に来よう。着いたら真っ先にここに来よう。
鯉焼き ⑭

鯉焼き ⑮

鯉焼き ⑯

鯉焼き ⑰

鯉が恋しくなってきたので、お取り寄せしてみようかなー…。


 藤田九衛門商店
https://fujitakuemon.wordpress.com/










鯉にひかれて善光寺

善光寺2017 

紅葉の善光寺へ。
そう、私は行ったら即UPする人…に、なりたいな。
(目標:美鳥花せんせい)

実は、行ったのは六月でした。
の紅葉は春から紅くなるやつですね。


今回の旅の目的はほぼ善光寺参道周辺に有ったので、
駅を出ると参道入り口からスタート。
目的地以外は特に調べないで行ったので、道々気になったら足を止める…って感じで。

で、参道に入って早速気になった喫茶店。(名前が特に)
善光寺2017 ①

道々通りがかったお寺さん、お稲荷さんには必ず寄ります(こうめ病気平癒祈願)。
善光寺2017 ③

善光寺2017 ②

善光寺2017 ④

この屋根、愛を感じるね。
善光寺2017 ⑤

善光寺2017 ⑥

この看板、シードルさんとこで見たかも。
善光寺2017 ⑦

このお家、元々何だったんだろうか、気になる。
善光寺2017 ⑧

そしてここ、吸い寄せられた紫の喫茶店。
善光寺2017 ⑨

善光寺2017 ⑩

紫の硝子の扉から紫の光が店内に満ちています。
スプーンの上にもね。
善光寺2017 ⑪

だからー、お盆前だし。
善光寺2017 ⑫

善光寺2017 ⑬

善光寺2017 ⑭

参道の郵便局も渋い(もちろん用も無いのに入ってみた)。
善光寺2017 ⑮

善光寺2017 ⑯

ここはいつ見ても素敵です。

善光寺2017 ⑰

六月に萩って、早いよね。
善光寺2017 ⑱

キュートな床屋さん、みっけ。
善光寺2017 ⑲
この日はお休みだったけど、今はお洋服屋さんになってました。

レトロな写真屋さんの前の電線に…季節がばれますね(とっくに自白してるし)。
善光寺2017 ⑳

めんこい!(盛岡弁)
善光寺2017 ⑳1

こういう旅館に泊まりたい。
善光寺2017 ⑳2

おっと、善光寺も載せとかないとな。
善光寺2017 ⑳3

善光寺グッズ、充実してます。
善光寺2017 ⑳4

この樹が好きで、たしか前回も写真撮りました。
善光寺2017 ⑳5
松だと思ってたけど、写真見直したら違いますね、ヒバとか槙かな←調べなさい

これも前回も撮った。厄落とし絵馬の厄部分。
この箱に厄を落として、絵馬の方は納める。
善光寺2017 ⑳6
右の絵馬が厄落とし後ですね。
善光寺2017 ⑳8

治したい所にお手てを貼るのかな。
善光寺2017 ⑳9
こうめの部位と相当しないので絵馬は納めませんでした。
(そして自分用だとすると治したい所だらけで手のシールが足りないと思う)

高い所は苦手なのですが、もう次は無いかも…と思いきって登りました。
絶景かな、絶景…網がジャマ。
善光寺2017 ⑳10

善光寺2017 ⑳11

帰りは参道の裏道へ折れ、今回の旅の目的その①へ。(これは後日)
善光寺2017 ⑳12

長野辺りはそろそろ本当に紅葉してるかなぁ。
そろそろ雨とか台風とかもういいから、冬になる前に「秋晴れ」ください。
善光寺2017 ⑳14














熱海 喫茶とマッチと花と猫

一応、主目的が喫茶巡りでしたので、喫茶店をチラチラとご紹介。
熱海は昭和懐かし喫茶がたくさん有るんですよ。
(写真多くてすいません)

<サンバード>

海岸線の道路沿いにある、ちょっとアメリカン・ダイナーっぽい外観のお店。
サンバード ①
ま、アメリカン・ダイナーがどんなもんかは、よくわかってないがな。

灰皿、素敵。
サンバード ③

広い窓から海が見える。リゾートはこうでなくっちゃ!
サンバード ⑥

サンバード ⑦

何かとカッコイイお店でした。
DSC01599 (551x640)


<ボンネット>

ボンネット ①

コーヒーカップに描かれたボンネットを被った少女が看板娘。
ボンネット ③

手作り風メニューのポスターがいいね。
ボンネット ②

ボンネット ⑤

ボンネット 看板とマッチ②

<木の実>

玄関の柏葉紫陽花が満開。
木の実 ⑦

木の実 ⑤

ここのマッチは憧れでした。
木の実 ②

河の上に覆いかぶさるようにして、ブーゲンビリアが満開。
ブーゲンビリア

熱海ではここ数年、
この川沿いのブーゲンビリアと海岸線沿いのこの花を観光資源にしようと力を入れているらしい。
ジャガランタ ①


ジャガランタという、南の国(どこか忘れた)に咲く樹の花。
ビーチ沿いにずっと植えられていて、これも満開でした。
ジャガランタ ②
この樹の下に立っていて頭に花が落ちると幸せになれるらしい。
暫く立っていましたが、何も起こらなかったので次の喫茶店へ移動。


<たむら>

たむら

ここは起雲閣の近くに在り、起雲閣の帰りに入って休憩しました。
たむら ⑦
ママさんが歌舞伎役者の市川猿四郎さんのお母様で、
猿四郎さんは私が歌舞伎を観始めた頃よく行った澤瀉屋(現・猿翁)のお弟子さんなので親近感が。
暫くママさんと歌舞伎の話で盛り上がりました。


<あらたま>

あらたま ①

看板とマッチには「フルーツパーラー」とあるのですが、
ドア付近の壁に掛かったランチメニューを見たらものすごく惹かれた。
次回は絶対ここで「焼きホタテ定食」を食べようと心に決めました。

あらたま ②


<ナギサ>

ナギサ ③

ここは喫茶というよりレストランとして利用したい。
海の見えるテラス席を独り占めでした。いぇ~い!
ナギサ ②

暑かったのでビールビール!
ナギサ ③ (2)
柵の間に見えてるのは初島(かもしれない)。

このパン(ナギサパンと勝手に命名)うまかった~!
売ってないのに無理言って買って帰りましたw
ナギサ ⑦


ここは前を通っただけのパインツリー
パインツリー
このウィンドウにずらっと並んだパフェのサンプルが有名なお店。
次回の宿題ですw

やはり熱海は、南国系の花がよく似合う。デイゴの花。
デイゴ


<田園>

名前からして良い店の予感しかしない。
田園 ①

あの白いモニュメントは何だろう?

実は足元が池になっています。鯉も泳いでいます。
田園 ③

田園 ⑤


さぁ、ラストは、<くろんぼ>
(ほんと、このネーミング、現代だったらNGですよね…と、誰かに語り掛けてみる)

向かって左が一階のカウンターだけのお店の入り口。
右が地下の入り口。姉妹でそれぞれのママさんをやっています。
くろんぼ ②

この看板かわいい。人種差別問題など超越して可愛い。
くろんぼ ③

私は地下の店へ。
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シックな内装。
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(プッチンプリンですけど、それがなにか?)
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ひやむぎ始めました。
ひやむぎねこ (615x640)

坂道と猫が多い街は住みやすい街というのが持論です。
坂道のニャンコ

実はまだまだ喫茶店があるので、多分涼しくなったら再訪します。熱海。






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プロフィール

 白あずき

Author: 白あずき
基本的には、フラフラするのが好き。
旅行したり散歩しながら、道端の植物やお店を覘いたり、美味しいお菓子を探したり・・・
現実はそんなことばかりもしていられないので、せめてブログでフラフラしよう・・・

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