建築探偵その67 軽井沢聖パウロカトリック教会

大阪行きの写真がわやくちゃになっておりますので、昨年UPしそびれたこの記事をお先に。
丁度、時期もぴったり。
去年の十二月の始めに、軽井沢に行った時のこと。

数日前に降ったという初雪がぼつぼつと残っている軽井沢でした。
軽井沢聖パウロ教会 1

せっかく軽井沢に来たのだから、何かそれらしい建物を観たいと、
『茜屋珈琲店』のマスターに勧められて、回り道してみました。
雪の残った冬枯れの雑木林や、別荘を眺めながら歩いていると、見えて来ました。

軽井沢聖パウロカトリック教会。 レーモンドの設計です。
軽井沢聖パウロ教会 2

自分的記録のために無駄に写真多しです。ご容赦下さい。

軽井沢聖パウロ教会 3

レーモンドらしい、そして軽井沢らしい、木を生かした山小屋のような教会。
軽井沢聖パウロ教会 4
小窓の模様も何やら可愛らしい。この模様は一階側面の窓にも施されていました。
何か意味があるんだろうけど、ずっとカトリックの学校に通ってたくせにわかりません←おい

軽井沢聖パウロ教会 5

軽井沢聖パウロ教会 6

待降節に入っていたので、クリスマスの飾りつけがしてありました。
街のきらびやかなクリスマスツリーも好きだけど、教会のはまた格別良いですね。
軽井沢聖パウロ教会 9

軽井沢聖パウロ教会 10

軽井沢聖パウロ教会 11


軽井沢聖パウロ教会 12

昭和40年代くらいから、ここで結婚式を挙げるカップルが増え始め、
有名人の結婚式も多いらしい(敢えて誰かは書かない)。
軽井沢聖パウロ教会 13

そういえば私がお祈りしてた時(一応教会に行った時はちゃんとお祈りもします)、
若いカップルが一組入って来たけど、お祈りしてる私に遠慮して直ぐ帰ったっけな←意地悪ばばぁ
軽井沢聖パウロ教会 15

そして、意地悪ばぁさんは、カップルが帰るとお祈りをやめ、写真撮影を始めました。

軽井沢聖パウロ教会 16

軽井沢聖パウロ教会 17

軽井沢聖パウロ教会 19

さて、外観も舐めるように観てみましょう。

正面向かって右側から回り込むようにして撮ってます。
ストビューの感覚でお楽しみください。

とか言いつつ、これは裏側。
軽井沢聖パウロ教会 20

軽井沢聖パウロ教会 21

真裏。正方形に区切られた小窓にはやはり前出と同じ模様が。
軽井沢聖パウロ教会 22

軽井沢聖パウロ教会 23

軽井沢聖パウロ教会 24

この屋根の複雑な勾配が何とも言えない。
軽井沢聖パウロ教会 25

屋根は、元々はこけら葺きだったようですが、昭和50年に銅板葺きに変えられたとのこと。

教会の向かって左側に回り込みましたよ。
軽井沢聖パウロ教会 26

1935年(昭和10年)は、この教会が竣工し献堂式が行われた年です。
軽井沢聖パウロ教会 27

軽井沢聖パウロ教会 28

軽井沢聖パウロ教会 29

正面入り口です。
軽井沢聖パウロ教会 30

軒にぶら下がっているのは、クリスマスのイルミネーションです(年中やってたりしないよね?)。
暗くなるまで居たかったなぁ。
軽井沢聖パウロ教会 31

軽井沢聖パウロ教会 32

聖パウロかな?(イルミネーション持ってますけど…)
軽井沢聖パウロ教会 33


 軽井沢聖パウロカトリック教会
    https://karuizawa-catholic.jimdo.com/





スポンサーサイト

建築探偵 66  熱海・起雲閣

ずっとサボっていたのに、「建築探偵」シリーズが66回目なのにおののきました。

喫茶巡りがメインの旅でしたが、同行者に建築好きが居たものですから立ち寄りましたが大正解!

ここ、起雲閣は、昭和22年から旅館として営業しており、
山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳などの文豪たちに愛されたそうですが、
その後閉館。現在は熱海市の文化財として一般公開されています。

起雲閣 ①

全景が写ってる写真が無くて残念。↑は洋館部分ですが、
旅館らしい日本家屋部分ももちろん有ります。

床が曲がってるのか、掛け軸が曲がってるのか、撮影者が下手なのか…。
起雲閣 ②
「龍起雲」? 大河の龍雲丸を思い出した(柳楽優弥いいよね~)

これ、なんて言うんだったかなー、聞いたけど忘れた(なにせ三か月前)。
起雲閣 ③
建物の歪みによってできる障子の桟の歪みを竹で矯正してるんだとか。
あまり効果は無かったような…←おい

旅館ぽい廊下。
起雲閣 ④

旅館ぽい客室。
起雲閣 ⑤

あ、マッチも展示してました(ここで大層盛り上がる)
起雲閣

そして、およそ旅館ぽくないゴージャスな洋間が三部屋ほどありました。
起雲閣 ⑥

起雲閣 ⑦

とはいえ、昔の名旅館には和洋折衷的な部分がよくあるかも。
そうそう、ここ、『花子とアン』の鋼太郎さんと蓮さまのお屋敷ロケに使われたそうです。
そういわれればそんな気も…(帰ってきてから知りました)。

お風呂もゴージャス。テルマエロマエ。
起雲閣 ⑧

これは石鹸置きだろうか、それともただの意匠かな。
起雲閣 ⑨

欄間と柱が可愛いことになっていた。
起雲閣 ⑩
♡とか♧模様に見えたので、カードルーム?

♦と♠もあるぞ!
起雲閣 ⑪

さりげなく、あちこちにお花が活けられているのもチェックポイントです。良いね。
起雲閣 ⑫

起雲閣 ⑬

もちろんこういう所は照明チェックに萌える。
起雲閣 ⑭

起雲閣 ⑮

起雲閣 ⑯

起雲閣 ⑰

起雲閣 ⑱

もちろん、ステンドグラスもお約束。

起雲閣 ⑲-1

起雲閣 ⑲-2

起雲閣 ⑲-3

これは、お風呂の入り口のステンドグラス。淡い色合いも有りですね。
起雲閣 ⑲-4

でも今回一番のお気に入りは、この部屋の床です。
起雲閣 ⑲-5

絨毯じゃないよ、モザイクタイルですよ。
起雲閣 ⑲-6

こんなサンルームで鋼太郎さんとティータイムしたい…。
起雲閣 ⑲-7

暑い日盛りの、藤満開の候でした(あとでこっそり投稿日付を変えておこう…)
起雲閣 ⑳


 起雲閣

    http://www.ataminews.gr.jp/spot/114/






ひさびさ建築探偵 ヴォーリズ設計の心斎橋大丸

年内で建て替えのため取り壊されると聞いて、行ってきました浪速の国へ。

心斎橋大丸 ⑬

大阪に住んでいた(正確には兵庫県だったわ)二年間、勤務先が梅田だったので、
ミナミに行くのは、お仕事かお買い物か飲み会…で、ほとんどが梅田周辺で済んでしまうので、
そう頻繁に行くわけではなかったけど、心斎橋に行くたびにここの前は通っていました。
このピーコック、ちゃんと保存再利用してくれるのだろうか。

内部のこのきらびやかな装飾!
心斎橋大丸 ④
百貨店でのお買い物が、「特別の日」だった頃の華やかさを象徴していますよね。

心斎橋大丸 ③

ここの華やかさには負けますが、東京の日本橋三越、日本橋高島屋も、階段室が見ものです。
心斎橋大丸 ①

心斎橋大丸 ②

エレベーター横の時計
心斎橋大丸 ⑮

このエレベーターの階数表示、あまりにも斬新なので最近の物かと思ったらこれも当時からの物。
心斎橋大丸 ⑯

心斎橋大丸 ⑤

心斎橋大丸 ⑥

あまり時間がなくて一階と外観しか見られなかったが、他の階の装飾はどうなのだろうか。
(美鳥花さん、ヨロシク)

心斎橋大丸 ⑧
心斎橋大丸 ⑨
心斎橋大丸 ⑩
心斎橋大丸 ⑪
心斎橋大丸 ⑫

私が行った時(先月)は、外壁の一部を仮囲いして「保存のための外壁調査」をしていたので、
新しく建て直しても再利用してくれるものと信じたい。

心斎橋大丸 ⑭

でも、もしもこのうめぴょんレリーフ使わないなら私にくれよ。
心斎橋大丸 ⑦






建築探偵その64 サヨナラ ホテルオークラ東京

先月末(2015年8月31日)で建て替え取り壊しの為閉館となったホテルオークラ東京へ。

DSC04865 (640x426)


ホテルオークラ ランタン②

ホテルオークラ本館は帝国劇場等を設計した谷口吉郎の設計で1962年に竣工。
取り壊しに当たっては日本国内だけでなく国外からも惜しむ声が寄せられたという、
日本らしい数々の意匠を施された外観や内部を、閉館一週間前に見納めしてまいりました。

ホテルオークラ 玄関

ホテルオークラ 全景

麻葉模様やなまこ壁が特徴的な外壁
ホテルオークラ 外壁





メインロビー

この日はロビーでピアノコンサートが行われるため沢山の人が。
ホテルオークラ ロビー二階から
丸いテーブルと椅子は梅の花をかたどっているのだそうです。

「オークラ・ランタン」と呼ばれ親しまれていた照明は各所に。
ホテルオークラ ランタン①


ホテルオークラ ロビー窓とドウダンツツジ

窓には麻の葉の文様の木組みの格子が施されています。

ホテルオークラ 麻の葉

ロビー壁面には富本憲吉デザインの蘭の花(西陣・龍村謹製の絹のつづれ織り)
ホテルオークラ 富本憲吉①

障子越しに竹の影が映るロビーの一角
ホテルオークラ 竹の影




オッキッド・バー

ホテルオークラ オーキッドバー①
ホテルオークラ オーキッドバー②
ホテルオークラ オーキッドバー③
ホテルオークラ オーキッドバー④




レストラン オーキッド・ルーム

ホテルオークラ オーキッドルーム

レストラン内部にもロビーと同じ麻葉の格子とランターンが。
ホテルオークラ オーキッドルーム中

食事は最初(スープ)と最後(デザート)しか撮らなかった…(食べるのに専念)
ホテルオークラ ダブルコンソメホテルオークラ デザート



宴会場ロビー

ホテルオークラ 宴会場ロビー
ホテルオークラ 絨毯

藤の花房をかたどった照明
ホテルオークラ 藤の花



その他館内の色々

ショッピング・アーケードは本館閉館をもって撤退する店舗も多いとか。
ホテルオークラ ショッピングアーケード
ホテルオークラ 大規模小売店舗の標識

宴会場・平安の間入口の名物裂の壁面
ホテルオークラ 名物裂①
ホテルオークラ 名物裂②

菱紋をくずした文様のエレベーター扉
エレベーター


実はここの宴会場にはよく行っていたのに、あまり建築として関心を持っていなかった。
今回じっくり館内を見て歩き、随所のデザインが伝統とくつろぎに溢れていたのだなと、
閉館をきっかけにやっと気づいた自分に恥じ入りました。
出来ることなら、新しく立て直す建築にこれらの伝統的な意匠を残して欲しいなと思うばかり。


サヨナラ ホテルオークラ東京本館

ホテルオークラ 夜景

建築探偵日記その63 さようなら東京會舘、また逢う日まで

建て替えのため今日(2015年1月31日)でいったんクローズする東京會舘に行ってきました。

DSC02150 (426x640)

DSC02149 (426x640)


設計は帝国劇場や東京都国立近代美術館を設計した谷口吉郎。
ここは照明デザインや壁画などの一部内装を猪熊弦一郎が担当しているのでも有名です。

この猪熊弦一郎デザインの金環照明(と呼ばれている)は、ここ東京會舘の象徴。

DSC02134 (640x426)

ロビーにも。
DSC02118 (640x426)

カフェの天井にも。
201501 東京會舘 カフェ①

二階ロビーにもありました。
DSC02119 (426x640)

アップでお見せしちゃいましょう。花模様が可愛らしいです。
DSC02147 (426x640)

この照明がテーブルやコーヒー、お皿などに映るのも素敵なんです。
DSC02100 (426x640)

ロビーにメモリアルの展示スペースが作られていました。
DSC02099 (426x640)
DSC02097 (426x640)
DSC02135 (640x426)
DSC02139 (640x426)
DSC02092 (640x426)



ロビー壁面の猪熊弦一郎のモザイク壁画。
DSC02093 (640x426)
DSC02094 (640x426)
DSC02142 (640x426)
DSC02141 (426x640)
DSC02104 (426x640)


この二階へ上がる階段の感じが好き。
DSC02127 (426x640)

こちらは地下へ降りる階段
DSC02109 (426x640)

DSC02123 (426x640)
DSC02112 (426x640)


私にとってここの一番はコレなんですけどね。
DSC02089 (426x640)

愛しのマロン・シャンテリー♪


もちろんカフェからの眺めも好き。皇居のお堀の緑が見えます。
201501 東京會舘 カフェ⑦

201501 東京會舘 カフェ⑥


この地下鉄出入口も無くなってしまうのだなー。
201501 東京會舘 地下鉄入口①
201501 東京會舘 地下鉄入口②
『日比谷駅』の文字が昭和ですね。こういうレタリングも段々町から消えていく…。

東京會舘よ「また逢う日まで」…でも私の好きな東京會舘とはもうずっとサヨナラ。
DSC02145 (640x426)




Pagination

Utility

プロフィール

 白あずき

Author: 白あずき
基本的には、フラフラするのが好き。
旅行したり散歩しながら、道端の植物やお店を覘いたり、美味しいお菓子を探したり・・・
現実はそんなことばかりもしていられないので、せめてブログでフラフラしよう・・・

月別アーカイブ

カウントダウンリアルツリー

ブログパーツ制作