冬の京都町歩き③・・・お茶やさん巡り・その2

先日更新した、「抹茶みるく」、お抹茶に続き、
もう一軒、私の好きなお茶やさんをご紹介します。
(※小さい写真はクリックすると大きくなります)

百貨店のデパ地下などで、全国展開してますのでみなさんもご存じでしょうが、
『一保堂茶補』
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『柳桜園』さんからまた寺町通りに戻ると見えてくる、
京都にしては間口の広いいかにも老舗なお茶屋さん。
20070110172330.jpg創業約280年の建物で、何故か違和感のない電飾の看板!
東京でも買えるし、ネットでも・・・と思ってもやっぱり行きたくなってしまうオーラが、
このお店にはあります。

屋号の「一保堂」は、享保年間(1717年)に、
近江出身の渡辺伊兵衛さんが、寺町二条に茶、茶器、陶器を扱う店として「近江屋」を出し、
そのうち、近江屋の扱うお茶の品質の良さが評判を呼び、
やがて、今から約160年前、山階宮(やましなのみや)より
「茶、一つを保つように」との屋号を賜ったとのこと。

さて、今回購入したのは、
季節的に、お正月用の縁起物「大福茶」(おおぶくちゃ)と、
東京ではみかけたことのない「いり番茶」

「大福茶」は、いわゆる玄米茶ですが、
定番の極上玄米茶よりも上等な茶葉を使用したちょっと贅沢な玄米茶で、
師走頃から新年までの季節限定品です。
とても香ばしい香りのお茶で、ほうじ茶好きの私にはたまらない。
小梅をひとつ入れても美味しいとのこと!
さっそく小梅を買ってくるのだ!
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※大福茶の起源は平安時代。
 都に疫病が流行した折、ある僧が病者にお茶を施したところ疫病は治まったとか。
 この功徳にあやかり、時の村上天皇は毎年元旦にお茶を服されるようになり、「王服茶」がいつしか新年を祝福する縁起の良い「大福茶」となり、
一年の邪気を払い新年を祝う習わしとして元旦に大福茶を飲む習慣があります。


さて、「いり番茶」
20070110173926.jpgなんと、葉っぱそのまんま!
東京のデパ地下店舗では見たことなかったので、聞いてみると、
見本を見せてくださいました。

香りが普通の茎を使ったものより柔らかいような・・・。
お家に帰って入れてみると、お湯を入れた途端に意外と強い香ばしい香り。
京都の友人の話によると、番茶でブタ鍋をすると豚の臭みが消えて美味しいそうです。
うん。確かに、こてこて食事の時に合うかも!
茶粥とかにもよさそうですが、正直、ティー・タイムにこれだけ飲むには、ちょっと味気ないかも?

そして、今回はお店に併設の喫茶『嘉木』(かぼく)で、ひと休みしてきました。
メニューは、和菓子付きで、抹茶、玉露、煎茶、番茶、大福茶・・・・と、
多分お店のお茶は全てここで味わえるうえに、
それぞれの一番美味しい飲み方を丁寧に教えていただけます。

私は、折角なのでフンパツして、玉露を!
(特に、正しい入れ方に興味があったので。)
その名も“麟鳳”(りんぽう)・・・格調高そうですね。
なんと、お盆の上に急須とお茶碗がみっつ?その他、ポット、おしぼりが出てきて、
お店の方が入れ方を教えて下さいました。
20070110174337.jpg

お茶碗が三つもあるのは、次々に熱湯を写して、丁度いい温度にするためなんですねー。
20070110174430.jpg


三煎目くらいまでいただけるそうですが、勿体ないので“さし湯”をしたりして五煎くらい飲んでしまいましたー。

20070110174444.jpgちなみに、お菓子は塩芳軒の「聚楽」。美味しかった♪

お茶というか、コーヒーなんですが、
お店に寄っただけでコーヒーは飲まなかった番外編もどーぞ!↓
イノダコーヒー

ここはご存じの方も多いでしょう。
お店の雰囲気が大好きで、ほぼ必ず立ち寄るのですが、
今回は、そろそろ帰途につく時間。
それに、やけに混んでいて、待ち状態
なので、お土産と自分用に、お気に入りのイノダマークの布巾だけ買って帰りました。
カワイイでしょ?
20070110175023.jpg


京町屋風の素敵な店舗なんですけど、
夕暮れ時で写真は失敗
部分写真で雰囲気を感じ取ってください。
20070110175033.jpg

20070110175042.jpgお正月の雰囲気ですね!

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Comment

surugaki

一服のお茶が、心を豊かにして、余裕を生みますね。
日本文化の心の豊かさは、こんなところにあったのかも
しれません。最近は、物質的に恵まれてきましたが、
貧しく、殺伐とした世の中になってしまいました。自然と
共に暮らしてきた先人の知恵に学ぶ必要がありそうです。
私たちは、今まで培われてきた日本の文化を大切にしなくては
いけませんね。

白あずき

まったくおっしゃる通りですが、
一煎目は言われたとおりに・・・
しかし、すでに二煎目では自分好みに合わせて一茶碗省いたりしてしまいました。
・・・そういう臨機応変な対応は現代人の得意とするところ。
逆に京都人や老舗の人の方が柔軟性があるから、長く続けられるのかな、と思います。
もしかして、私って自己中心=臨機応変な人間?

すろう

2日酔いの朝にカーッと茶をしばきたいものですね(謎)
そしてまたもや爺の2番煎茶状態になっちまったい~。
紅茶珈琲も好きだけど、日本茶はないと
生きていけないレベルにDNAに刻まれています。
玉露ええのう~~、私も果てしなく煎じたうえに
また乾かして飲みそう(小嘘)

京都、たま~にお店とかブラブラ入ったりしてたけど
全然どこだったかとか覚えてないわ(忘)
でも適当に入っても当たっちゃう所が素敵でした。
京大に侵入して学食を食ったのは思い出した。

白あずき

2日酔いじゃないもん。
朝は深煎りコーヒーをしばいて、目を覚ましております。

>京都、たま~にお店とかブラブラ入ったりしてたけど(中略)でも適当に入っても当たっちゃう所が素敵でした。
↑そおなんですよ!
だから、ひたすら歩いてしまうのです。
観光地でないとこでも。
あっちにフラフラ、こっちにフラフラ・・・

>京大に侵入して学食を食ったのは思い出した。
いいですねー。今度狙ってみますっ

シロシロスルガ

お肌も喉も乾燥しがちな季節、お茶がホントに美味しいですね。
以前、京都の友人に<京都のイケてる奴はイノダカフェに行ってから大事な打合せにいくんやでぇ~>っといわれた記憶があります。
京都って「ようじやブランド」しかり「イノダブランド」しかり「一澤帆布ブランド」しかり、人気があるお店や商品が息長く続いているのがいいですね。反面、商売に対して閉鎖的なのかしら・・・。
  • URL
  • 2007/01/11 09:05
  • Edit

白あずき

「京都の朝はイノダで始まる」なる言葉があるそうです。
一度朝に行ってみましたら、近所のじいさんぽい客が多かったです。
そこに入って、ちょっと京都人のフリをするのも楽しいモノです。
>商売に対して閉鎖的
まったく感じたことはありません!
観光客であることを素直にアピールして懐に飛び込めば、かえって親切にいろいろ教えてくれますよ。
やはり関西人ですから。
だけど、さすがに祇園のバーには飛び込めまへん。

m.m

ちびっこい画像のお茶の下敷きに、
処方箋のような一保堂の判子つき
カッコイイ~i-228
お茶の袋(茶色)もすき好き~i-237

電飾も老舗っぽくっていいですね。
大福茶とてつもなく美味しそうですi-233

白あずき

>ちびっこい画像のお茶の下敷きに、
処方箋のような一保堂の判子つき
↑包装紙なんです。
いい感じで、私も好きです。
ここのお茶缶もステキで、捨てられないv-238
老舗の昔ながらのロゴとか包装紙って、惹かれますよね。

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プロフィール

 白あずき

Author: 白あずき
基本的には、フラフラするのが好き。
旅行したり散歩しながら、道端の植物やお店を覘いたり、美味しいお菓子を探したり・・・
現実はそんなことばかりもしていられないので、せめてブログでフラフラしよう・・・

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