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建築探偵見習日記・その26 ~聖路加病院 ②~

裏側外観
裏側外観・・・ステンドグラスが見えます

さて、改築前に見に行ったころは、
もしかして、全て解体されるかもしれないというウワサがあって慌てて行ったのです 。
だから、見納めのつもりでいったのですが、
(その割に写真が残っていない)

Wikipediaによりますと、

中央区明石町の3街区にわたる病院敷地全体の再開発事業(聖ルカ・ライフサイエンスセンター構想)の開始にあたり、当初計画では旧病院棟の全体が取り壊される予定であった。
しかし、日本建築学会がアントニン・レーモンドの設計による礼拝堂(旧館チャペル)の文化的重要性を理由に保存の要請をした結果、設計変更が行われて旧病院棟のチャペルを含む中央部分は内外観ともにレーモンドの設計による姿が忠実に保存修復されて全体の象徴になっている。


どおやら、レーモンドの名前のおかげで、解体されずに済んだらしいのです。

ところが、他文献数冊に目を通したところ、
この聖路加病院の設計は、デザインの三分の一は共同設計のフォイエルシュタイン(大正15年に日本にやってきて、レーモンドの設計事務所にパートナーとして加わったチェコ人建築家)のものといわれ、
しかも、工事半ばでバーガミニーの設計に変わったため、当初とは違ったものになったとのこと。

てことは、レーモンドあんまり関係ないじゃん。

でも、レーモンドの名前があったから、この建物が今も見られるってわけで、
やはり感謝すべき哉。

さて、この度、改築後初めて再訪した聖路加のチャペルですが、
実は私、チャペルだけが新しい建物の中に保存されてるのかな、と思っていたのです。
ところが、外観もしっかり残っているではないですか。
(両翼が新しくなっているが、中央部分は当時のまま)
遠くから、あの塔と十字架が見えてきたときは、思わず神に感謝しました。 アーメン
(そおよ、私はナンチャッテ・カトリッカー)
建物は、チャペルを抱いた建物の中央塔のある部分をそっくり保存していたのです!
外観②

写真の塔の下がチャペルに当たります。

中央に十字架をかかげた塔の上部には、三色のバンド・オーナメントが
外壁①

外壁②


正面玄関上部の円形状の窓部分から塔下までが、サンルームのようになっています。
患者さん達が、ここで御見舞の人たちと会ったり、本を読んだりしたのでしょうか。
色んな形のソファが並び、とても落ち着く雰囲気です。
解体前に訪れたときは、陽が差していてとても素敵だった。
窓から見た外の景色が、なんだか日本じゃないみたい、と思ったのを覚えています。
サンルーム


サンルームから、チャペル正面入り口を見たところ。
サンルームよりチャペル入り口を望む

さぁ!いよいよ、チャペル内部へ侵入探偵です!
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Comment

かげ

相当大きな建物なんですね。
中はとても病院の一角とは思えない内装ですね。
いよいよ侵入探偵ですね(^^ゞ

白あずき

そうですね、少なくともチャペルの棟は病院の、あの白っぽくて薬くさい感じはしませんでした。
でも、普通の教会とも違う、ちょっと不思議な感じ。
入り口が一階、チャペル入り口は2階っていうのも、なんだか探偵ごころを刺激するのです。

そう、いよいよ侵入です(認)。

kubo

あらら
こちらもレ-モンド建物ですね

これはチェックしなければ

surugaki

どうしてここまで裏事情にお詳しいのかと考えていましたが、
も、もしかして、この時代に生きておられたのではないのかと、
本気で思い始めています。真実のほどは、さて置き、この
洞察力には、感心し過ぎて開いた口もふさがりません。
是非、無料で弟子にしてくださいますようお願い申し上げます。
続きを楽しみにしています。

白あずき

お、そちらもレーモンドでしたか!
チェックさせていただきました。
これは、初めてです。
ル・ランシーの外観は、聖路加を彷彿とします。
でも、こちらの教会の壁からは、たしかにル・ランシーの内部を想像してしまいますね。
内部が楽しみです。 わくわく。

白あずき

>も、もしかして、この時代に生きておられたのではないのかと
そ、それは、ノーコメントですi-230

恥ずかしながら最近知ったのですが、
レーモンドって結構近年まで日本にいて、
しかも生きていていたのですね。
最後の頃には、確かに私も(とっくに)生まれておりました。
会ってみたかったなぁ。

シードル

うーん、まるで内装はホテルのようですねえ。
横浜にこんなホテルなかったかな。。
今の味気ない病院とはおおいに異なりますね。
ソファの色のチョイスが日本ぽくないですね。落ちついていて素敵。
ここは解体を免れたということでしょうか。
残してほしいなあ。

白あずき

>横浜にこんなホテルなかったかな。。
ホテル・ニューグランドですね!
規模は違うけど、落ち着く感じが確かに似てるかも♪

>ここは解体を免れたということでしょうか。
解体は免れました!
もうだめかー、と思っていたものだったので、
今回の再会は、ほんとに嬉しかったです。
ただ、保存運動が盛り上がったのも、有名な建築家の名前があったから・・・
名もない建築家の設計で、
しかも個人の建物は、いまも全国でどんどん壊されているんだろうなー、と、
自分の故郷の古い建物達を思い浮かべ、ただただ残念に思います。
残したいのは、名前じゃないよねっ!

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 白あずき

Author: 白あずき
基本的には、フラフラするのが好き。
旅行したり散歩しながら、道端の植物やお店を覘いたり、美味しいお菓子を探したり・・・
現実はそんなことばかりもしていられないので、せめてブログでフラフラしよう・・・

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