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刺し子織りの里へ

福島市の花見山に行く前に、
いつか行ってみたい!と思っていた、
「刺し子織り」 の織り元さんを訪ねました。

緑の布
糸巻き

まず、「刺し子」のイメージを思い浮かべてください。
その刺し子模様が細かく連続して機械で刺してある布・・・
説明が難しいんですが、そんな感じです (説明放棄)。

ま、写真を見ていただくのが早いですね。

お茶碗マット
織り元さんのお宅でご馳走になったお茶を合わせて写真を撮らせてもらいました。

こちらは、藍色の布に、一点鎖線の刺し子模様。
同行のm.mさん、お買い上げです。
(コーヒーまで、ご馳走になっちゃって・・・
コーヒーマット

代表的な色合い&デザインはこちら。
写真はサンプルですって)
サンプル

私がここに行きたがっていたのを、m.mさんが覚えていてくれて、
花見山と一緒に連れて行ってくれるというので、
早速調べて、見学可能か電話を入れてみました。

電話に出たのは、奥様。
  「今、大きいものは (卸してしまって)小さいものしかないですけど・・・。」
あ、いいです、いいです~。
(そんな大きいもの、買えないかもしれないし・・・。)

  「主人は工場にいるのでお会いできませんが・・・」
あ、いいです、いいです~。
おジャマしたら悪いし~。
(で、なんとなく、無口で木訥 (で、頑固) な職人さんを思い浮かべる。)

ところがー。
ご自宅の方で、奥様から作品を見せていただいたり、
お茶をご馳走になっているうちに、工場から戻られたご主人(大峽さん)は、
とっーっても気さくで楽しい方でした。

で、図に乗ったワタシ、
  「あの~、よかったら工房を見せていただけませんか?」
と、おそるおそるお願いしたところ、快く案内して下さいました!

自宅のお隣にある工場には、機織りの機械がいっぱい並んでいます工場内部

奥様は、
  「機械の油がつかないように、気をつけて下さいね~」
と、常に気を配って下さいました。
(この奥様が、それはもう、いい感じの癒やしキャラ)

写真撮影も、もちろんOKで、
m.mさんの 「ブログに載せてもいいですか?」 とのお願いにも、
快く承諾、いただきましたっ!

機械を実際動かしてくれたり (すごい迫力っ!感動でした!)、
染めた糸を糸車にかけるところから、工程をひとつひとつ教えていただきましたよ。
(ワタシはイマイチ理解していなかったのですが、
m.mさんは適切な質問をしていました。尊敬
実演
藍の布
”ジャガード機”という 織機だそうです。
緑②

機械だから、ちやっちゃと出来るのかと思いがちですが、
機織りの機械にかけるまでの準備段階がすごい作業量と緻密さで、
これは、まさに手仕事といってもいい手間のかけ方。
準備段階が、作業全体の8割を占めているんだそうです。

もっと早い機械もあるそうですが、
こちらの古い機械の方が、風合いがいいのだそうです。
  「お父さんが織ると、ふんわりするんですよー」
との奥様の言葉に、思わず気持ちがあったかくなりました。

丸椅子

なんだか、兵馬俑みたい。
兵馬俑

これが、編図だそうです。上からぶら下がってます。網図


色とりどり
糸ぐるま

いとくず
この糸ぐるまの下に落ちている糸の切れ端が、
色とりどりで、また、きれいなんだな~。
工場の中は、色んな色が溢れかえっています。
糸くず①糸くず②

空色
青・白・赤青い機
青と白
DSC_0075.jpg藍の糸
機械青い糸



機械の上に、なにやらメッセージが置いてありましたよ。
MEMO
奥様からの、なんだかほほえましいメッセージでした。
奥様より

工場の隣に建っていた小さな建物の中には・・・
機のあった部屋
手織りの機が一台。 手織りも制作されるそうです
手織り機

そこに無造作に吊され、日に焼けたカーテンは、
これもここで織られている布で、その名も ”柳格子”
(あ~、柳格子の写真を撮ってきませんでした~・・・
これも、すごく素敵な風合いの布です)
柳格子
名前の由来の ”柳” とは。
そうです。 やっぱりの、あの柳さん。
といっても、柳宗悦氏の方ではなく、その甥にあたる、柳悦孝さん。
この方は、女子美大の学長を務めた染織家で、
大峽さんは、この柳さんに師事していた関係で、”柳格子”と呼んだのだとか。

ちなみに、大峽さんは、1979年に日本民藝館賞を受賞されています。
す、すごい方だったんですねー
でも、でも、とっても気さくな方です。

桃

お家と工場の両側には、桃畑が広がり、
近くには川が流れ、
こんな長閑なところで、こんな素敵なご夫婦が守ってきた織物の伝統が、
この布を、ふんわりさせているんだな~と、福島から帰ってきて一週間経った今も、
なんだか幸せな気持ちに包まれながら、
買ってきた布達を引っ張り出しては、さすり、眺めーの日々。

桃畑

この、ほんわり幸せ気分、
たぶん、次回につづく!!

みわ織物
 福島県伊達市月舘町御代田字扶桑畑17
 0245-73-3251





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Comment

m.m

またゆっくり見にきます=3

白あずき

はーい。
おかげさまで、睡眠不足で会社休んでしまいました~i-183
(半分本当)
書くことありすぎで、まとめきれず、冗長になってしまいましこ。

ゆっくり、おいで。
またまた、よいこにして待ってますv-530

surugaki

最近、写真が多くなりましたね。しかも、興味をそそられる
ものばかりです。ただ、スクロールしないと見られないことが
残念ですが、せっかちな自分の性格を変えれば済む事でも
あります。某ブログのように「続きを読む」は、時々見落として
しまうこともありますから、スクロールしながら見たほうが、楽
しめますね。ただ今、仕事中ですので>またゆっくり見にきます=2

アベッカム

 アベッカム、自称、機織り作家。

私の機織りの師匠も、女子美大卒業の、百合香先生。まさに、柳悦孝先生の下で染色と機織を学んだ方でした。

柳悦孝さんといえば、美術出版社『工芸染色ノート』の著者でもあります。

 この本は、私の大事な参考書となっています。(が、最近はとんと開いておりません・・・。)

  師匠から受け継いだ高機が、泣いているなあ。手織りは楽しいのだけれど、糸が高いんだよなあ~。

 夢は、草木染の木綿の平織り三昧!!

 がんばろっと!!

美鳥花

恥ずかしながら、「刺し子織り」など知らずに
半世紀↑生きてきた自分を恥じています!
キャーーッ。素敵な世界を君ブログで知り
感動の叫び!!
★木のスツールが眼に焼きついて離れましえーーーん!オイ!どうしてくれるんや!
  • URL
  • 2009/04/20 23:39

シードル

ぎゃーーーーーー
トラウマが!黒歴史がっ(笑

座繰り、杼(ひ)、筬(おさ)、綜絖(そうこう)
管(くだ)、管巻き(酒じゃねいよ)
糸巻き(固有名詞忘れた)、カセ、整経、、、、

脳がやわらかかったころの記憶って覚えてるもんだな。
刺し子は東北が有名ですよね、刺し子織は私も知らなかったな。

一番下の織機がそっくり、、
私のは上バッタン(筬=超細かいクシ上の物 が上についてるやつ)でしたが。。

白あずき

たしかに、(今回特に)写真が多くてすいません。
でも、ワタシの場合、ブログは、マイアルバムでもありますので、
記録のために、しつこく写真を入れてしまいます。
スクロールがめんどくさければ、
超高速スクロールで流し読みして下さっていいのですよ。
あ、元々ナナメ読みか。

白あずき

げげっ、アベッカムさん、機織り作家でもあるの??
ほんとに多芸(芸?)だなー。
まさか、この記事ここまで絡んでくれるとは思いませんでした。
しかも、柳悦孝先生の孫弟子とは!

あのね、実はこの刺し子織り、後継者がいなくて困っているらしいんですよ。
どうですか? 立候補しては?
あ、でもそしたら、伊予勘三郎のお世話をしてくれる人が・・・。

あの難しそうな機織り機を操れるなんて、尊敬です!

白あずき

私も、つい最近まで知らなかったんですよー。
刺し子織りの存在。
実はこの1月の『天然生活』で見て、
いつか行ってみたいな~と、漠然と思っていたのですが、
まさか、こんなに早く実現するとは。

木の丸椅子、いいですよね~。
私も、持って帰りたくなっちゃいました。
さいきん、木の使い込んだテーブルが欲しくて欲しくて・・・
でも、置く場所もないんですけどね。

白あずき

おわ~、ここにも織り作家が!
ワカラン言葉がたっくさんどわ~i-6
シードルさんが、そーいう作業をギッタンバッタンやっているとは、
うーん。想像がつかん。
意外とi-190i-199i-93i-189なんですね!(雰囲気で読んで下さい)

家に機織機があるなんて、すごっ。
でも、にゃんこズが居る中では、使えないね。

鉄人の鉄人

この『刺し子織り』きれいです。気になります。
探し物が見つかると良いですね!
  • URL
  • 2009/04/25 10:16

白あずき

なかなか素敵な布でしょ。
鉄瓶なんかに敷いたら、合うかもしれないです。
今はまだ、大事に大事に眺めていますが、
熱い物乗せて、いい感じにへろへろに汚れても、
きっと素敵な布であり続けると思います♪

※コメントは残しませんでしたが、
恐竜さん、見に行ってましたよー。
いつか、鉄のジェラシックパークとか出来たらいいな~。
  • URL
  • 2009/04/26 16:42
  • Edit

m.m

森下愛子似のやわらかキャラな奥さん良かったですよねー。
人懐っこい旦那さんもイイ感じだったし。
バックはまだ届かないけど、
あのお二人のことだから、1週間が3週間になろうが、のんびり構えているんだろう、と想像していますi-179

それにしてもいつの間にかたくさん撮ってましたよね。撮るスピードも早いし。
工程がきっちり分からないと気持ち悪いA型との差が、ここに現る。

あー楽しかったなぁ、民芸最高!i-237

白あずき

おかえりなさい♪
よいこにして待ってましたよ~。

私のとこも、まだ届きませんi-179
同じく、のんびり構えてる私です。
あれが来たら、撮影会をして、続きをアップしようと思っているので、
更新が止まって居まーす・・・というのは、言い訳です、はい。

>工程がきっちり分からないと気持ち悪いA型
なんとなく最後のつじつまが会っていればOKのO型で~す。
写真、撮りたい物がて~んこ盛りで、ついつい撮りまくってしまいました。
でも、楽しかったね~。
あ、今日病院に行くので、備後屋さん行こうかな。
でも、また散財してしまいそうだから、やめとこっかなー。

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プロフィール

 白あずき

Author: 白あずき
基本的には、フラフラするのが好き。
旅行したり散歩しながら、道端の植物やお店を覘いたり、美味しいお菓子を探したり・・・
現実はそんなことばかりもしていられないので、せめてブログでフラフラしよう・・・

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