京版画・まつ九
- 2011/03/08 20:50
- Category: 京都


今回の京都旅行は、初めてのところ尽くしでした。
岡崎神社のあと、横道・細道・裏道をくねりながら、
初めての、京都版画館へ。

ここは、木版画家・徳力富吉郎の作品を展示している版画館だけど、
そちらは要予約。
でも、私の目的は、同じ建物にある『京版画まつ九』。
版画館のスーベニア・ショップという位置づけでいいのだろうか?
とはいえ、ここ自体、「アポなしで入っていいのか?」と、悩む雰囲気。
重圧感たっぷりの入り口・・・。

二階に上がると、先客が一組。
お土産を買っているという風情ではなく、画廊で絵を買うマダムという感じ。
ちょっと尻ごんだけど、買いやすそうなレターセットとか葉書も沢山あったので、
楽しく物色。

もう~、なんて楽しいの?!
ギャラリー兼ショップという感じのスペースには、
物欲をかきたてるモノがあり過ぎっ!

季節の短冊は、2,500円くらいだったかと・・・。


これは抱一?


系列店で、花背に『工芸 離世(はなせ)』というお店もやっていて、
そこの”花背焼き”の、おしょうゆさしなども売っていました。


小鳥の形の、水差しの方をお買い上げ。


ここのものと知らずに買っていたんです! びっくり。
そのひとつが、これ



これは、版木とか?版画の道具と思われます
結局わたしは、水差しの他はうめ様便箋、一筆箋くらいしか買わなかったのだけど、
親切にお茶まで出していただき、
そのうえ、便箋とぽち袋のオマケまでいただきました。

包装紙もすてきです。
徳力さんの京都の名所の版画で、一力茶屋の葉書があったのですが、
一力茶屋のマッチの図柄に似ていたので(ネットで見たことがあった)、聞いてみたら、
「そうです!あれはこちらで作ったマッチです!」とのこと。
うわー、聞いてみるもんだー。
(この中に、一力茶屋の版画があります。マッチの図柄とは微妙に違いますけどね)
・・・と、思わずここに一時間くらい長居してしまいました

いやー、想定外に楽しいところでした。
版画好きには、パラダイスです♪
お持ち帰りした、花背焼の水滴は、こちら。


さぁ、道具で盛り上げて、日本画がんばろー!

京都市左京区聖護院蓮華蔵町33
http://www.kyoto-matsukyu.jp/top.html

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シードル
敷居が高そうだけど入りたくなるのれんのかかった入り口。
多色摺りのは浮世絵や名画を参考にしてるんかしらん。
あっ(笑
うさっこの「心ばかり」みたことあるよー!
どこだったか女性誌かな。うろ覚え。
それと赤福本店でもらった季節の絵ハガキがこんな感じなんだけど
ここんちのだろうか。
包装紙がこのまま手ぬくいになりそうですね。この青いいわー
水差しの包装きゃわいい、お菓子みたい。もちろん本体も。
で、道具は揃いましたね( ̄ー ̄)b
あとは画伯の腕にかかっておりますですよ。
リンク先の「月乃ぴょんや」も白あずきさんホイホイに10000ピョン。