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桜と蘆花と雑木林

しつこく花見記事。

2011芦花公園で花見

といっても、また近所の公園で桜を見たときのこと。

2011桜と菜の花

京王線に、「芦花公園」という駅があります。
その駅の近くに、「芦花公園」があります。
その中に「蘆花恒春園」があって、
明治の文豪・徳富蘆花の暮らした家が保存されています。
(しつこい文章ですいません)


家からは、徒歩圏ではないけど、
自転車で気軽に行ける公園です。


徳富蘆花邸

母屋と、長い廊下で繋がれた、離れのようなふたつの書院があり、
周りは広い雑木林のお庭。
武蔵野の面影を残す所です。

徳富蘆花邸?

徳富蘆花は、この家に約20年間暮らしたそうです。
離れのひとつ、”秋水書院”には二間あり、蘆花の寝台と思われるものも。
こちらでくつろぐことが多かったのかな?という部屋にある屏風絵。
誰のものかわからないけど、好きな絵。
もっとじっくり見たいのに、部屋の中には入れないので、廊下から。

秋水書院の気になる屏風絵
(手前の家具ジャマだ、どかしてくれ)

書院の格子窓

徳富邸書院前の椿
徳富邸木戸

お庭、広いです。
実は去年も桜の頃に来たのですが、
アップしそびれて・・・・今年こそと(滑り込みセーフでしたが)。

徳富邸離れと新緑
徳富邸新緑の始まり

桜と併行して、新緑の季節も始まり・・・。

徳富蘆花邸ガラス戸
梅花書院

蘆花は、晩年、病気療養のため転地した群馬県伊香保温泉で亡くなりましたが、
その亡骸はこの地に戻り、
地元の人びとの手で敷地の一角の雑木林に、手厚く葬られました。

徳富蘆花の雑木林

その後亡くなられた婦人と共に、同じ場所に眠っています。

徳富蘆花のお墓

ところで、私はここに来ると必ず、
墓の前に建てられた蘆花の”墓誌”を読みます。
日頃、史跡の看板など、斜め読みの私なのですが、
初めてこの”墓誌”を読んだときばかりは、
流れるような文章、書き手から伝わってくる蘆花への哀惜を感じ、
大げさかもしれませんが、
途中どこかからピアノコンチェルトが聴こえてきたかのようで、
鳥肌が立つようでした。(曲名は追求しないで)


徳富蘆花墓誌一介の世田谷区教育委員会の方が書いたとは思えない文章・・・
と思ったら、やはり。
徳富蘆花の兄、徳富蘇峰により書かれたものでした。
弟への愛情が滲み出ている、いい文章です。

※興味がおありの方は、画像をクリックしてお読み下さい。



徳富邸たんぽぽ

墓誌の最後は、
「兄 徳富蘇峰 六十五歳、涙をぬぐいつつ書く」
と、締めくくられています。

 蘆花恒春園
    東京都世田谷区粕谷1-20-1







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Comment

シードル

すいません徳富蘆花は名前ぐらいしか知りません。
ググってはじめて顔も知りました。

こんなみごとな藁拭き屋根はこっちでも見かけんな。
いまどき風情のある木戸のある家も珍しいし、
こんな家なら終の棲家にしたいかも。
屏風いいねー、黒いとこは墨かな?

私も説明文とかスルーする方だなあ、、細かい字が(以下略
墓誌は字体も誠実でいいですね。読む側のことも思って
心を込めて書いてる文章ですね。

ブリズ

日本の旧家と、
桜と、
新緑と・・・
ロハスな時間
すごせるものならすごしたいそんな時間。
たまには必要だよね。

あ、ミツバアケビ、雌花と雄花UPしといたよ。
  • URL
  • 2011/04/25 16:44

美鳥花

ほんまにジャマやんかどかしておくれの家具!徳富蘆花氏は、アタスも「不如帰」(読んだことないけんどーー)そいから同志社卒ってことぐらいしか知らないぞぉーですが、新島襄&八重夫人が暮らした和洋折衷の家とはまたチト違いの茅葺の日本の原風景的な、「武相荘」を思い出すようね住居だったんやーー!
墓誌の文章には、仲たがいしても「血流」って
凄い縁なんだーーーオィ!見習えよー京都は
なんちゃら帆布さん(笑)
  • URL
  • 2011/04/25 18:49

白あずき

私も徳富蘆花って、名前しか知らんかったですi-229
今ではすっかり、=芦花公園のヒト。

この墓誌だけは、行くたんびに読んでしまう。
一行目、二行目と読んでると、その後スルスル文章が入ってきて、
目が離せなくなる。
そんな文章が書けたらいいな。
もっとも、原文は漢文らしいから、訳した人が上手いのかな?

素敵な家ではありますが、明らかに隙間だらけで、
住むにはちょっと・・・かなり改修しないとね。
それに廊下が多いので、掃除が大変そう(そっちです)。
  • URL
  • 2011/04/25 22:36

白あずき

大きな木が多いところに行くと、
なんだか時間がゆったり流れるような気がしませんか?
特に雑木林・・・お庭に雑木林が欲しい・・・・。

> あ、ミツバアケビ、雌花と雄花UPしといたよ。
やっほー♪ 見に行きます!
あ、週末、東神奈川のサカタのタネ、行ってきましたよ~。
  • URL
  • 2011/04/25 22:42

白あずき

そうそう!
見かけは「武相荘」に似ているかも!
でも内部はかなり痛んでいて、すきま風ヒューヒューな雰囲気です。

たとえ断絶していても、やはり兄弟なのですねi-241
ちなみに兄・蘇峰は、蘆花の奥さんも見送っていて、
同じ墓に葬られた彼女のためにも、墓誌を書いています。
そちらは蘆花の墓誌ほどには感動しませんi-229
やはり、他人だから?

一澤さん家、その後どおなったのかのぉー。
ちなみに私の一澤トートは25年ものです♪
  • URL
  • 2011/04/25 22:50

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 白あずき

Author: 白あずき
基本的には、フラフラするのが好き。
旅行したり散歩しながら、道端の植物やお店を覘いたり、美味しいお菓子を探したり・・・
現実はそんなことばかりもしていられないので、せめてブログでフラフラしよう・・・

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