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『鍵』 表紙

谷崎潤一郎の、『鍵』

昭和三十一年 初版
この本は、翌年再版された第八版
発行 中央公論社

装丁・板画 棟方志功

『鍵』中表紙

ちょっとした調べ物をしていて、「棟方志功」を検索していたら、
この本をみつけた。

欲しくてたまらなくなって、落札。
(●フオク)
手元に届いて頁をめくりながら、
これは”本”ではなくて、”美術品”だと思った。

耽美主義の谷崎の本に相応しい、華やかな挿絵。

『鍵』 裏表紙

本文の挿絵は白黒だけど、味がある。

『鍵』 中①

物語に沿った挿絵だから、
ふだん見ないような素材の絵があったりするのも楽しい。

『鍵』 中②

旧字体ばっかだけど、
子供の頃よく、父親の昔の本を借りて読んでいたから大丈夫。

『鍵』 中③

奥付には、検印紙が貼ってあった。
検印紙とは、1970年代頃までの本に貼られていた小さな紙のことで、
著者が自分の印を押した紙を使っていて、
その検印の数に応じて対価が支払われていたらしい。

東郷青児の本のそれには、青児の絵が描かれていたらしい。
それを知って、父からもらった古い『あすなろ物語』(だったかな?)の
奥付を見てみたら、「井上」という印鑑が押してあったっけ。
(もちろん本人が付いてるわけではないだろうけど)

この本の検印紙は、なんて書いてるかわからない・・・・。
『鍵』 奥付

え?
いくらで落札したかって?

送料込みで、1000円以下です

牡丹の花びら





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Comment

シードル

「鍵」うろ覚えだけど、かなりエロい艶っぽい話ですよね。
さすがの谷崎文学。
この本は初版本じゃないから比較的リーズナブルだったんかな?
でも装丁や挿絵の美しさはそれとは関係ないもんね。

棟方志功のハコ形態もんて言うと、どこぞの羊羹を思い出すんですが
どこだったか。。(また食い気かい!)
小説でも挿絵がばしばし入ってるの好きで(字読むの飽きるわけで;)
特に見開きの絵が好きだなあ。
昔の本で、検印紙の上からパラフィン紙かけたのってなかった?

津田青楓装丁の夏目漱石本が欲しかったことがありますが
高けー(汗)復刻版でさえ。
昔の本はほんっと美術品だと思いますよ~!

散らした花びらの色が小説の内容とリンクしててすてきですわ(〃∀〃)
(んで、何の花?)

アベッカム

最近では、近代文学の文庫本の表紙が、若者向けにアレンジされていたりして、それはそれでいいのだけれど、やはり、当時の雰囲気をそのまま伝えるものは、貴重だし、味わいがあっていいなあと思います。

 棟方志功先生大好き。

下絵を書いているのに、それとは全く違う線で版画を彫るあたり。

人の決めた道どころか、自分の決めた道も歩まずに、その時の自分の感覚を信じて突っ走る。

そういうものに、わたしはなりたい。

美鳥花

その花は躑躅?谷崎文学に初めて触れもみてしたのは、中学2年生の時でした「春琴抄」を読んで
読書感想文を書いてなんちゃら賞もらったので~~~エヘッいつもの便乗自慢。。。。
白あずき嬢と法然院で遭遇したかもの時になんでやねんここに彼の墓標があることも知りました。
何かを機に「とんでもないモノが手にはいった時の感動。。。わかります~~~♪
他ジンには、なんでもないモノが宝モノとなるんよね~~~その時から。 よかったね!
  • URL
  • 2011/06/05 19:19

白あずき

うんうん。
ちょっとだけ読み始めたけど、エロそうです。
何度も映画化されてるんですね。

別に初版本にこだわらんし、この版画を当時の本のままに味わいたかった。
正解でした。

ようかん?中村屋?
棟方志功は、けっこう色々やってるみたい(白鹿の鹿とか)
諏訪の『不二屋』さんの包装紙とかも(いつか行きたい)。

> 昔の本で、検印紙の上からパラフィン紙かけたのってなかった?
あった、あった。ありましたよー。
たぶん朱肉が写らないようにだよね。この本にもきっとあったと思う。

私は中村不折の夏目本復刻版は持ってたぞ。
古い本の装丁って、意外なすごい人がやってたりして、
それを発見するのも楽しいですね!
(川端康成の東山魁夷とか)

花びらは、牡丹か芍薬。(わからなくてスイマセン)
生けてたのが、ドサッと花びらが散ったので、捨てるの勿体なくて・・・
  • URL
  • 2011/06/05 23:30

白あずき

本の表紙って大切ですよね。
なぜに純文学にマンガの表紙?
そこまでしなくても、読まないやつは読まないですよ。
定番の文庫は、表紙とかも変えて欲しくないな~。

棟方先生お好きでしたか!
うれしい。
ちゃんとした作品も好きだけど、
『スエヒロ』のマッチとか、「十万石まんじゅう」の包装紙なんかに出てくる、
棟方志功の絵とかも好き。
本の装丁は、想定外(シャレです)でしたが、いいな~。
はまりそうです。

> 人の決めた道どころか、自分の決めた道も歩まずに、その時の自分の感覚を信じて突っ走る。
> そういうものに、わたしはなりたい。
もうなっているのでは・・・i-278
  • URL
  • 2011/06/06 00:14

白あずき

この花びらは、牡丹か芍薬・・・(だからはっきりせいと・・・)
生けてたのが、ばわさっ・・・と落花。
その花びらが、いつまでも瑞々しいので勿体なくて、再利用いたしました。

私は初谷崎はなんだったかな~。
やはり、『春琴抄』だったかも。でもあまり内容覚えていない。
ちゃんと覚えているのは『細雪』。
映画も観たし、なんといっても、谷崎が『細雪』を書いたという家の近くに住んでいました。
(行かなかったけど・・・)
『細雪』といえば確か未完で、最後が美人四姉妹の一人が電車で出かけるときに、
オナカがごろごろしてきて困ったわ・・・というところでバッサリ終わっていたのが、
最も印象的でした・・・。

そういえば、場所は法然院でしたね。
そして、その近くの喫茶店が元谷崎の別荘でした。
ふむふむ。
ところで、棟方志功とはどういう関係だったのだろう?
調査不足でした。申し訳ありません。

  • URL
  • 2011/06/06 00:24

ブリズ

おっ谷崎・・
大人だねぇ。
旧字体やところどころにはいるカタカナ。
なんだかいいよね。
焼酎の「二階堂」のCMにも
出てきそうな昭和の雰囲気
なぜか、ちょっと後ろめたいような
なぜか、懐かしいような
そこがたまらなくいいなぁ←ちょっとツボ!
白ねぇ、センスいいじゃん。
  • URL
  • 2011/06/06 14:11

白あずき

お・・・オトナかどうかは・・・。
まだ読んでないけど、結構エロそうですi-229

そうそう、本文に書くの忘れたけど、
活版印刷というところが、また泣かせます。くぅ~っ。

「二階堂」のCM好き~。
もちろん「iichiko」もね!
  • URL
  • 2011/06/07 23:55

riri

私22歳の時にこの本読んだよ。
装丁が綺麗じゃった。
内容知らずによんだんよ。
まだうぶじゃったけえねー、びっくりしたわぁ。
  • URL
  • 2011/06/08 10:19

白あずき

え~、この装丁の、おんなじ本?
すごー、やっぱり装丁の美しさに惹かれたの?
(内容知らずに、ということは・・・)

え?そんなにエロいの?
(実はまだ読んでなかったりして・・・i-229
すっかり絵本として扱っています。
  • URL
  • 2011/06/10 00:46

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プロフィール

 白あずき

Author: 白あずき
基本的には、フラフラするのが好き。
旅行したり散歩しながら、道端の植物やお店を覘いたり、美味しいお菓子を探したり・・・
現実はそんなことばかりもしていられないので、せめてブログでフラフラしよう・・・

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